世間の“当然”に立ち止まり、悩み考え成長する物語。うるさいぼけ。なにがおもろいねん。平凡やしあわせに反発する琴子、小学3年生。好きな言葉は、「孤独」。
妻が図書館で借りた本を借りた。そうでもなければ読まなかっただろうな。ところが、これが面白かった。主人公のこっこや三つ子の姉や両親、祖父母、ぽっさんなどの同級生たち、みんな活き活きしていた。大阪弁がいいリズムを生んでるんだよな。「跳ねっ返り」のこっこがとても可愛かったな。ラストも秀逸。
- 作者: 西加奈子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/03/05
- メディア: 単行本
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