プリューレ・ロック・ニュイ・1 2004

単独所有の畑、「クロ・デ・コルヴェ」のブドウから造られる、サードワインとして、リリースされたのが、【Nuits"1"<ニュイ"アン">】です。格付けは、1級のプルミエクリュ。樹齢が若い樹や収穫時期などにより、格落ちさせたワインです。
【店長のコメント】2007.2
毎年、リリース直後にブルゴーニュ愛好家の大人買いで市場から瞬時に姿を消すロックのニュイ・アン。自然派にとってかなり厳しい年となった04ですが、ルロワ同様、ある意味本来のビオらしさが戻った「ロック香」バリバリの味わいです。昨年の03のようなパワーこそ無いですが、その分、梅カツオ系の優しいおダシの旨味と複雑さが完全復活してます!!

昨日の「DUBL」に続いて黒いボトルつながりでプリューレ・ロックを開けてみた。抜栓直後にちょっと飲んでみるとものすごく酸っぱい。それに変な香りがする。これが噂の「梅カツオ系」なのか。あんまり酸っぱいのでデキャンタージュしてしばらく置いておいた(瓶底には澱もあった)。
食事のときに飲んでみると、全体に落ち着いてきていた。それにしても変な香りだなあ。味も独特だ。ところが、変だ変だと思いながら飲んでいるうちに段々ハマってくるから不思議だ。これがビオの魅力なのか。これはこれでアリだとは思うが、私の志向するワインとは違う。一本飲めば十分かな。



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