ラテン・アメリカの英雄チェ・ゲバラの“友人との南米縦断旅行”を、ロバート・レッドフォードが長年あたためてきた企画をブラジルの名匠ウォルター・サレスを監督に迎え映画化。若き日のゲバラにメキシコの新鋭ガエル・ガルシア・ベルナル、ゲバラと南米を旅する友人をゲバラの実の“はとこ” のロドリコ・デ・ラ・セルナが演じる。2004年のサンダンス映画祭とカンヌ国際映画祭コンペ部門正式出品作品。中古のバイクで巡る南米大陸の風景は心に迫る迫力。
上映時間:127分
監督:ウォルター・サレス
製作総指揮:ロバート・レッドフォード 、ポール・ウェブスター 、レベッカ・イェルダム
原作:エルネスト・チェ・ゲバラ 、アルベルト・グラナード
脚本:ホセ・リベーラ
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル 、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ 、ミア・マエストロ 、メルセデス・モラーン 、ジャン・ピエール・ノエル
本作は、革命家チェ・ゲバラの若かりしころの南米大陸縦断旅行を映画化したものである。公開時には見そびれていたが、昨日妻が借りてきたので一緒に観た。私が感じたことと同じことがここに書いてあるので引用する。
本人の著書『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』を原作とする本作は、伝記的でありながら卓抜した青春映画であり、また秀逸なロードムービーでもある。次々と映し出される南米の、壮大な歴史に支えられた堂々たる風景は、映像というよりも体験として観客の胸に入り込む。そしてそれはいつしか観客と青年ゲバラとの共通の記憶となり、この静かな物語に無言の説得力を与えていくのだ。
今さら私が言うのもなんだが、この映画は本当に素晴らしい。観た人の心に残る一本になることは間違いない。
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