2018-07-09から1日間の記事一覧

坂を見あげて(堀江敏幸)★★☆☆☆ 7/6読了

雨の日も風の日も、雲ひとつない青空の日も、手に届かないものをずっと見あげていた―― 季節の移ろいと響きあう、46の短い小説のような随想のつらなり。『正弦曲線』『戸惑う窓』に続く、著者独自の世界が広がる待望の散文集。 堀江敏幸のエッセイを読むと、…