バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)★★★☆☆ 横浜ブルク13

『バベル』などのアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督を務め、落ち目の俳優が現実と幻想のはざまで追い込まれるさまを描いたブラックコメディー。人気の落ちた俳優が、ブロードウェイの舞台で復活しようとする中で、不運と精神的なダメージを重ねていく姿を映す。ヒーロー映画の元主演俳優役に『バットマン』シリーズなどのマイケル・キートンがふんするほか、エドワード・ノートンエマ・ストーンナオミ・ワッツらが共演。不条理なストーリーと独特の世界観、まるでワンカットで撮影されたかのようなカメラワークにも注目。


監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:マイケル・キートン、ザック・ガリフィナーキス、エドワード・ノートンアンドレア・ライズブローエイミー・ライアンエマ・ストーンナオミ・ワッツ、リンゼイ・ダンカン他

単純に「面白い」とか「面白くない」とかは言えない映画だな。全編ワンカットのような映像やドラムの音楽は印象的だったが、物語自体はそれほどでもなかったなあ。ただ、舞台の舞台裏が見られたり、映画界や演劇界への皮肉は興味深かった。