「自分が作ったもので、目の前の観客を楽しませたい」新しい笑い、見た事のないエンタテインメントを作り続ける小林賢太郎の、「面白くて、美しくて、不思議であるための」99の思考。
通常、この手の本は買わないし読まないのだが、小林賢太郎の場合はちょっと別。私はクリエティブな仕事をしているわけではないので、参考にならないところも多いが、もちろん参考になるところもある。個人的には下記の一節かな。
後悔ではなく反省、ということも心がけています。これまで何度も間違え、何度も失敗してきました。きっとこれからも。けれど、そのたびに正しくはどうあるべきだったかを考えるようにしています。ただネガティブな思い出を増やすだけでは、せっかくの失敗がもったいないですからね。後悔ではなく、反省です。
後半、同業者というかスタッフ?向けかと思われるような割りと厳しい意見が載っているのが面白かった。
- 作者: 小林賢太郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: 単行本
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