フランソワーズ・ジェルベACブルゴーニュ -ルージュ- 2004

・最近2005年物を飲んでいると、自分の好みはやはり2004年かなと、思うことが度々ですが、こちらも2004年物です。(リアルワインガイド18号に載っているのは全て2005年物です)・・・2004年としても非常に薄い色合い。幾分オレンジ色も入っているでしょうか?・・・その色合いの通りに香りにはチェリーやラズベリーに混じった甘い紅茶の様なところも。ほんのりとオレンジやスミレのような香りも入り交じり、ちょっと期待が膨らみます。そして鼻から通した香りだけで・・・もう口の中は唾液だらだら(失礼)。


・早速一口ですが・・香りをそのまま延長したような味わい。これは美味しい。ですが、全体的には果実味よりもミネラル系の旨味や、ハーブチックな周辺部の味わいが支配的。あまり若々しさが感じられない。むしろイイ感じでの熟成感が出ているのか?クラスがクラスだけにそうポテンシャルの高さ、などは感じませんが現時点でかなりイイ感じに仕上がっていると見ました。逆を言うとそう長くは引っ張れないな?。飲み頃は今がスタートで2009年辺りがピークかな?・・・・此処の90年代全般の物を飲んでみたい、と思わせる作りです。今時ACブル2100円は安い!(2007.06.16 いのまた)

あるあるにて購入。確かに色が薄くオレンジがかっている。腐葉土系の香りに何かが混じっているのだが、これが何だかよく分からない。紅茶じゃあないよな。でもこれがなかなか独特だった。
味わいはとにかくシルキー。タンニンがまろやかでスルスルッと飲める。ACブルだけに奥行きはないけれどこれで2,100円は確かに安いよな。


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