『造り手の個性よりも前に、この土地そのものの個性をワインに反映させたいの』ラ・ストッパのオーナー、エレナ・パンタレオーニ女史は優しく、しかし情熱的に語りかける。『どういうワインを造るかなんておかしい。土地の個性を最大限に反映させた結果、出来上がったワインがラ・ストッパのワインになるはず。そして、それこそがラ・ストッパの個性ということになる訳で・・・』2010年ガンベロ・ロッソにて最も優れた栽培家に選出されたエレナはいつでも理知的で信念の強さを感じさせる。
夕飯は、ラ・クックグランでのステーキとれんこんの酢炒め。厚切りステーキの周りに焼き目を付けてから、ラ・クックグランで中に火を通すという算段だったが、ちょっと時間が長すぎて火が入りすぎた（上下弱火で10分）。初めてだったので、加減が分からなかった。次はもうちょっと短めでやってみよう。
ワインはワイン見聞録で購入のこちら。このワインはすごいね。カーゼ・コリーニを思わせる液体の凝縮感。アルコール度数も高い。ステーキでもちょっと負けちゃう感じだった。
