あんちゅう(ディナー)

半年振りくらいの訪問。17:30入店で一番乗りだったのだが、トイレに行って出てきたら、後続のお客さんが5人もカウンターに座っていてびっくりした。
とりあえずお決まりの梅コースとグラスのスパークリング。最初の3品はシャコとイカと何かを揚げたものにカニ味噌和えをのせたもの。からすみのかかったイカがねっとりして美味しかったな。

次はいつもの10種盛り。内容は少しずつ変わる。どれも美味しかった。ここでは日本酒を出してもらった。スッキリしすぎず、重すぎずでちょうどいい塩梅だった。

梅コース最後の温かい前菜は白子のアンチョビバターソース。これは間違いないやつ。外側がカリカリで中がねっとり。こういう食べ方が一番好きかもな。ワインはカンティーナ・マルゴ。中澤さんによるとタンクを変えたらしい。久しぶりに飲んだが、美味しくなっている気がする。

ここからはアラカルトで、まずは蝦夷鹿のモモのロースト。量は調整してもらった。柔らかくて美味しかったな。ワインは何とドメーヌ・タカヒコのナナツモリ・ピノ・ノワール。ナナツモリをグラスで飲めるところは少ないんじゃないかな。素晴らしい香りで酸が綺麗に伸びる。とても素敵なクリスマスプレゼントを頂きました。

次は京都のアオリイカイカスミリゾット。リゾットとパスタの両方食べたかったのでハーフにしてもらった。

パスタは茨城の放し飼いの鴨とポルチーニの煮込みソースのハーフ。あんちゅうでは具材があって、それをリゾットにもパスタにもしてくれる。今回の2種類もとても美味しかったし、他にも食べたい具材はあった。次に行くときには、メインをなしにして、ハーフのパスタ2種類、リゾット2種類の4種類食べるっていう手もあるかもな。

お腹はいっぱいだったので、ドルチェはパスして、チーズを注文。そしてドルチェワインも。チーズがあるのもいいところなんだよな。ドルチェワインも美味しかった。

和食とイタリアンの両方を食べられるってやっぱり独特だよな。料理はどちらも美味しいし、お酒のセレクトも抜群なので、いつになるかは分からないが、次回の訪問も楽しみだな。