はじめての(島本 理生, 辻村 深月, 宮部 みゆき, 森 絵都)★★★☆☆ 6/8読了

「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。
日本エンターテインメントの最前線&最高峰!

日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが奇跡のコラボレーション!

小説のテーマは、「はじめて〇〇したときに読む物語」。
これらの小説を原作としたYOASOBIの楽曲が、2022年中に順次配信リリースされます。

「『私だけの所有者』ーーはじめて人を好きになったときに読む物語」(島本理生)
「『ユーレイ』ーーはじめて家出したときに読む物語」(辻村深月)
「『色違いのトランプ』ーーはじめて容疑者になったときに読む物語」(宮部みゆき)
「『ヒカリノタネ』ーーはじめて告白したときに読む物語」(森絵都)

4作品ともなかなか良かったが、1つ選ぶなら宮部みゆきの『色違いのトランプ』かな。「はじめて容疑者になったときに読む物語」というお題もいいし、まさかのSF設定もグッドサプライズだった。