mondo(ディナー)

下北沢での観劇の後に神保町の「無用之用」という本屋に行って、本とリンゴを買ってからmondoへ。行くのは随分久しぶりだけど、mondoの人たちはテレビや雑誌やFB等でよく見ているので、こちらからするとそれほど久しぶりという感じでもない。
18時入店で既に先客が二組いた。mondoの大テーブルは不思議な形をしていて、客同士の目線が合わないようになっている。

最初はスパークリング。突き出しはいつもの「お野菜のスープとオリーブ」。でもスープの味は時々で違うんだよな。

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続いては「カルマーコの生ハムと柿」。柿が糠漬けなのがミソ。不思議と生ハムとマッチする。ワインはロゼから。
パンはいつものラインナップに加えて、mondoの庭でできた梅でつくった自家製天然酵母、名付けて『うめ子』で焼くパンもあった。これが結構美味しくて、後でお代わりしようと思ったらもうなくて残念だった。

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次が「鯖と茄子のソプレッサータと柿」。これは見た目が美しい。鯖の隙間を埋めるように茄子が詰めてあって楕円になっている。下のソースも絶品だった。

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次が「五島列島産 スギと天然キノコのカルトッチョ」。包みを開けた途端に香りが広がる。魚とキノコもさることながら、スープが美味しかった。

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パスタその1が「”スパゲッティ” 新イカと青唐辛子・ヘベス」。イカの食感と青唐辛子の辛味とヘベスの酸味が渾然一体となって美味いのなんの。個人的にはこの料理がこの日一番だった。ワインがアモロッティ・チェラスオーロ・ダブルッツオ。このロゼもこの日一番の美味しさだった。このワインは個人的にも買いたい。

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パスタその2が「”シュパッツレイ” 白子とクラウティ」。シュパッツレイというパスタは初めて食べたかも。フワフワして面白い食感。それが濃厚な白子と相まってマッタリとするのだが、クラウティの酸味が加わると全体的な味の深みが増していく。前から何度も書いているが、とにかく宮木さんのパスタは本当に美味しい。前菜からメインまで全部パスタでもいいじゃないかと思うくらい。

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メインが「フランス・ラルド産 鳩とイタリア産ポルチーニ茸」。割と普通の牛ステーキだったりすることが多かったので、鳩というのは嬉しかった。ポルチーニも美味しかったなあ。ワインは二択を迫られてラディコンを選択。これは美味いよね。

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ドルチェは「バナナとパッションフルーツ」。ドルチェも以前だと、もうちょっとかなと思うときもあったのだが、なかなか凝っているし美味しかった。

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最後はコーヒーと小菓子。相変わらず昔の洋楽が掛かっていて、食べながら身体が動いしてしまう(「スレッジハンマー」とか懐かしかったなあ)。堪能しました。これからはもうちょっと頻繁に行きたい。