タンブラン(ディナー)

久しぶりに妻と一緒に観劇。マチネが取れなかったので、ソワレの前に早めの夕食。下北沢で早めに開いているところということで、こちらのお店を思い出した。以前に一度だけ行ったことがある。コロナ対策で、テーブルが壁際に置いてあり、客同士が向かい合わないようになっている。椅子にはお洒落なブランケットもあった。
寒かったので、最初はホットワイン。めったに飲まないので新鮮だった。突き出しは細長いパン。

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料理の最初は、冷前菜の盛り合わせ。ちゃんと2つずつになっている。どれも美味しかったが、チリビーンズが私には辛すぎて、妻にあげてしまった。
次なるワインは、エーデルワイン・グリューナー・ヴェルトリーナー 2019。このお店は日本ワインに特化して出しているのだ。妻は、観劇前なので、ワインを控えていたが、私はいつも通り飲む。

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次の料理は、タコの唐揚げ。これは以前来たときにも食べたのだが、好きなので仕方がない。タルタルソースが自家製感が強くて美味い。これは次に訪問したとしてもまた頼んじゃうかもなあ。ワインは、くらむぼんワイン・マスカットベリーA ロゼ 2018。エチケットが素晴らしい。結構しっかりタンニンがあるワインだった。

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次の料理は妻のリクエストの広島県産 牡蠣飯の和風ライスコロッケ。牡蠣は細かくしたものをご飯と混ぜてあるのかと思ったら、そうではなくて、小さめの身がそのままコロコロ入っていた。ご飯にしっかり味が付いているので、ソースは掛かっていなかった。これも美味しかったなあ。ワインは赤へ移行して、エーデルワイン・シルバーシリーズ・ズィーベン。ズィーベンとはドイツ語で「7」の意味で、7種類の葡萄品種がブレンドされている。色は割と濃いが、タンニンはそれほど強くなくて飲みやすい。

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デザートワインはありますか?と訊いたら、ポートワインがあるということでそれを注文。チーズはありますか?と訊いたら、チーズはないけど、チーズが入ったメニューがあるということで、富有柿のくるみチーズ和えを注文。
ワインは、中央葡萄酒・周五郎のヴァン。こういうワインがあることを全く知らなかった。優しい甘さで美味しかった。

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料理がいい意味で家庭的で美味しいし、驚くほど安い。日本ワインが沢山飲めるのもいいし、ソムリエールの人柄も素敵だ。こういうお店が近所にあればなあ、と思わずにはいられない。