まさか私が!?年下の男にときめいて。仕事も、恋も、子育ても四十代の日常は平凡なのに盛りだくさん。歌を友に、レジャーをともに―「大人が楽しむ」物語。
雑誌「婦人公論」で連載されていたので、本の装丁が「婦人公論」のようになっている。内容も「婦人公論」の想定読者であろう大人の女性が楽しめるような筋立てになっている。相変わらず小ネタ満載でいちいちニヤニヤしてしまうのだが、縛りのあるカラオケ大会が特に面白かったね。小ネタではない本来の物語もとても良かった。装丁が男性を遠ざけてしまうと思うが、私のような男性にも是非読んでほしい。
