持続可能な魂の利用(松田青子)★★☆☆☆ 10/20読了

「どうして親は私に殺しのテクニックを叩き込んでくれなかったのだろう」会社に追いつめられ、無職になった30代の敬子。男社会の闇を味わうも、心は裏腹に男が演出する女性アイドルにはまっていく。新米ママ、同性愛者、会社員、多くの人が魂をすり減らす中、敬子は思いがけずこの国の“地獄”を変える“賭け”に挑むことに―。「おじさん」から自由になる世界へ。

私は見た目的にも年齢的にも十二分におじさんだが、この本で言うところの「おじさん」ではない。と言えればいいのだが、そうとも言い切れないんだろうな。政治家の大半は「おじさん」というか「おじいさん」だし、日本の「おじさん」社会を変えていくのはなかなか大変だろうな。