OUR WINE Saperavi Akhoebi 2018

Soliko Tsaishivili(ソリコ・ツァイシュヴィリ)が造り手のジョージアワイン。ソリコを含む6人の人の葡萄をつかい、ソリコが造る。
カヘティのカルダナヒ、ツアラビ(原産地保護呼称認定地域、中でも古来最上といわれている地域)に畑を持ち、サペラヴィ、ルカツィテリ、カフリ、ムツヴァネなどを育てている。
ソリコがしてきたことは、ぶどうを活かす自然なワインを、ジョージアの伝統的な甕でどうやってつくるのかという、壮大なワインの旅。30年以上も続けている甕ワインづくりの第一人者です。哲学者であり、中世文学の研究者でもあり、芸術雑誌の編集・出版を手がけますが、8000年の歴史を持つワインのルーツであるジョージアナチュラルワインに逸早く魅せられ、ぶどうの最大限の表現に挑み続けた第一人者です。彼は盲目的なシュタイナー主義者でもビオディナミ農法技術者でもありません。彼のワインは、人間と植物が共存し、宇宙の大きなサイクルの中に存在するという意識を持ち、超越的ワインとも感じられるような大きな感動を素直にあたえてくれるワインと感じていただけるはずです。ワインはとても自然で、添加物は最低限の使用、自然の恵みと彼の深さ、おおきさを感じられる素晴らしいワインです。
ソリコは2018年、亡くなってしまいましたが、もともとの立ち上げのメンバーの一人が彼の意志を継ぎ、Our Wineは残っていきます。

ノンナアンドシディにて購入。夕飯の1品目は出来合いのポテトサラダにベビーリーフとタコと生ハム。ドレッシングはアンチョビソース。2品目はミラノ風カツレツ。微妙に残っていたパン粉とレリッシュをどうにかしようと思って思いついた。パン粉は普通のものを粉々に砕いて細かくして粉チーズを混ぜた。レリッシュの半分はマヨネーズと混ぜてタルタルソースに、もう半分はトマトとタマネギのみじん切りと混ぜてソースにした。ミラノ風カツレツは美味しくできてよかったんだけど、結構作るのが大変だったので、また作るかどうかは微妙だな。
ワインは元々アルザスピノ・ノワールを合わせようと思ったんだが、そろそろ先日買ったジョージアワインも飲んでみたいなと思ってこれを開けてみた。赤なのでどういう感じなのか全然分からずに開けたら、かなり色が濃かった。口に含むと最初に甘みがあって、そのあとに結構なタンニンが来る。正直、料理には合っていなかった。こんなに濃いと思っていなかったのだ。サペラヴィ種ってこうなんだね。美味しかったんだけど、基本的に薄旨系が好きな私の志向からはちょっと外れてるかなあ。まあ、何事も経験と勉強ですな。

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