ラ・トッレ・アッレ・トルフェ・キャンティ・コッリ・セネージ 2018

ポルタ・ディ・ヴェルティーネで活躍したジャコモ・マストレッタが新たに手掛ける、ラ・トッレ・アッレ・トルフェ。
シエナからほど近いトルフェ村の、8世紀に建てられた塔を中心に住居や畑が築かれた、美しいヴィッラがその礎になっています。
ジャコモが参加したのは2018年の収穫の少し前から、ということですが、すでにジャコモのタッチがしっかり感じられ、嬉しくなります。
もともと2003年からビオロジックで葡萄栽培を行っていたそうで、葡萄そのものの美しさが素直に感じられるワインに仕上がっています。
キャンティ・コッリ・セネージは、この地のサンジョヴェーゼの個性を活かすため、あえて木樽を用いず、セメントタンクでの発酵、熟成です。
いきいきとしたベリー類とさくらんぼ、スミレの香り。しなやかなアタック、生命感のある果実味とともに澄み切った酸が美しく広がり、タンニンは重くなくとも存在感があり、自然で心地よい余韻につながります。

いのししやにて購入。今日の夕飯は久しぶりに100文字レシピの鶏肉の中華しょうゆ煮。これはオリジナルレシピだと鶏肉だけなのだが、私はいつも長ネギを入れる。これ絶対長ネギ入れたほうが美味しいんだよな。さらに今回は舞茸と、味付け用にニンニク半欠片も入れた。もう一品は、アボカドとクリームチーズのディップ。味付けはレリッシュとレモン汁と黒胡椒。レリッシュとはピクルスのみじん切りで、ヨーカドーで売っているのを見つけて買ってみた。これって酸っぱいのかと思ったら、単体で食べるとちょっと甘いんだよね。意外だった。割と美味しくできたね。更にもう一品は、タコと舞茸のフリット。タコが割引シールが貼られていて安かったのでつい購入。毎度毎度サラダだと家族にも飽きられるかと思い、フリットにしてみた。タコと舞茸はペーパーで水気を拭き取ってから、小麦粉にfaloの七味を混ぜたものをまぶす。我が家は家で揚げ物をやらないので(昔はやってたんだけど)、揚げ物用の鍋がない。油をたくさん使いたくないので、小さなフライパンに油を8mmくらい引いて、ニンニク半欠片を揚げて香りを移す。その後にタコと舞茸を揚げた。本当の揚げ物というよりは揚げ焼きみたいな感じ。脇役おかずなので、少量しか作らなかったのだが、もっと食べたいと家族には好評だった。私もフリット好きだから、今度はもっと本格的に作ってもいいかも。
というわけで、やっとワインの話だが、涼しかったので赤にすることは決めていた。料理からいって、あまり濃いのも合わないので、濃すぎず薄すぎずの線を狙ってこれにしてみた。狙い通りにちょうどいい感じに酸とタンニンのバランスが取れていた。そんなに高くないけど、結構美味しかったね。

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