「7日間ブックカバーチャレンジ(延長戦)」17冊目

『切手帖とピンセット 1960年代グラフィック切手蒐集の楽しみ』(加藤郁美)

私は子供の頃切手を集めていた。今でも年賀シートだけは「当たれ」と強く念じて、何とか集めている。寺社仏閣や絵画は結構切手を通じて知ったものも多い。最近になって、若冲の実物を観たり、唐招提寺石山寺多宝塔に行けたのも感慨深い。
私は主に日本の切手を集めていたが、この本では世界の切手が紹介されている。全編カラーページで綺麗だし、見ていて楽しくなる。祖父江慎の造本も素晴らしい。

というわけで、ずいぶん延長して本を紹介してきた。私が感銘を受けた本はまだまだ沢山あるので、これ以上紹介していっても切りがないし、お前の趣味なんて知らんがなとなると思うので、このへんでお開きにしたい。

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