これを読んだのは、大学４年生の卒業間近。当時は『深夜特急第1便 黄金宮殿』と『深夜特急第2便 ペルシャの風』となっていて、これをあっという間に読んだ後、『深夜特急第3便 飛光よ、飛光よ』が出るまでがとても待ち遠しかった。カッサンドルの絵もカッコ良かったんだよなあ。
これを読んだからといって、会社入るの止めて旅に出たりはしなかったが、世界は広くて、色々な人がいるなと影響を受けた。のちに購入した全集では『ミッドナイト・エクスプレス』という名前になって１冊にまとめられている。どこにも旅行に行けない今、これを読んで異国に思いを馳せるのもいいのではないだろうか。
