こうして誰もいなくなった(有栖川有栖)★★★☆☆ 9/3読了

あの名作『そして誰もいなくなった』を再解釈し、大胆かつ驚きに満ちたミステリに仕上げた表題作をはじめ、ラジオドラマ脚本として描かれ、小説としては世に出ていない掌編や、自殺志願者の恐怖と悔恨を描く傑作ホラー「劇的な幕切れ」、書店店長の名推理が痛快な日常ミステリ「本と謎の日々」など、一作たりとも読み逃せない名作揃い。有栖川有栖作家デビュー30周年記念を飾る、華麗なる傑作作品集!!

色々な長さの小説がごちゃまぜに入った作品集。『未来人F』や『本と謎の日々』はなかなか面白かったのだが、一番楽しみにしていた表題作がイマイチだったのが残念。