柄本家のゴドー ★★★☆☆ シネマジャック&ベティ

人気俳優として映画、テレビで活躍する一方で、演劇ユニット“ET×2”を組む柄本 佑・時生兄弟。2014年、ふたりはサミュエル・ベケットによる不条理演劇の代表作『ゴドーを待ちながら』の公演に挑んだ。2017年、父親の名優・柄本明を演出に迎えて、再びゴドーにふたりは挑戦する。その稽古場にドキュメンタリーカメラの名手・山崎裕が立ち会った。演出家と俳優の関係を超え、父から子への芸の伝承の厳しさと温かさにあふれる“時間の記録”である。

【監督】山崎裕
【キャスト】柄本明,柄本佑,柄本時生
2017年/日本/64分/ドキュメンタリージャパン/DCP

観たかった映画がちょうどいい時間にやっていたので、仕事帰りにメンズデーのジャック&ベティへ。
柄本明が二人の息子に対して演出する模様が淡々と映し出される。自分でもやってみせたりして、結構細かく演技指導するんだね。最後はスズナリでの初日直前。楽屋での様子や直前まで舞台上で指導する様が興味深かった。舞台上での実際の公演も見せてくるのかなと思ったら、幕が上がる前に映画は終わり。まあ、そうだよね。