ラバスコ・ロザート・ヴィヴァーチェ・コッリーネ・ペスカレージ 2014

長く有機栽培を実践してきたラバスコ。ヴァレンティーニと親交の深いダニッロに出会い、醸造面でも自然で伝統的な方法へと大きく転換。ビオディナミも導入し、調剤も手作りしているほか、周りには果樹園を造るなどして、周囲の環境も整え、生物の多様性を実現している。畑は4か所にわかれ、そのほとんどは樹齢40年以上のラジエッラ仕立てで、まさしく土地の伝統を反映したワイン造りを行っている。全てのワインを2酸化硫黄無添加で瓶詰めしている。
一次発酵が完全に終了しない段階でモストを加えて、ボトリング、王冠で封をし、熟成。デゴルジュマンをすることなく出荷。造り手いわく『なぜヴィヴァーチェなのかと聞かれると、好きだからって言うしかない。日常の食事と共にそこにあるべきワインは何かと考えた時に必要だと思った。ラバスコの表現したいアブルッツォの地方感を感じてもらえるのではないかしら』
オレンジがかったうすぐもりの優しい色合い、とろりとした果実感はまるで桃の果皮のきわの部分のよう。ほんのりとした泡が軽やかさを加え、ぐいぐいと飲み進みます。どこまでも優しくピュアで、まさしく土地のワインの味わいだと思います!

いのししやにて購入。微発泡のロゼワインでちょっと濁っている。自然派的な味わいは人によっては、というところもあるだろうが、私は美味しかった。
芝居の帰りにヒカリエのロブションに行ったら混んでいたので、サンドイッチ屋さんで買ってみた。なかなか美味しかったね。

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