オブジェクタム(高山羽根子)★★★☆☆ 10/10読了

小学生の頃、祖父はいつも秘密基地で壁新聞を作っていた。手品、図書館、ホレリスコード、移動遊園地―大人になった今、記憶の断片をたどると、ある事件といくつもの謎が浮かんでは消える。第2回林芙美子文学賞受賞作「太陽の側の島」も同時収録。

初読みの作家さん。中編、短編、短い短編というかんじで3作収録されている。最初の表題作「オブジェクタム」は途中まではとても良かったんだけど、最後がもうひとつ。2作目の「太陽の側の島」がなかなか不思議な話でこれが一番良かったね。3作目はちょっとよく分からなかった。


オブジェクタム

高山羽根子 朝日新聞出版 2018-08-07
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by ヨメレバ