コス C.O.S ピトス・ロッソ 2012

今やシチリアを代表する高品質ワイナリーに成長したコス。創業当初のモダンなワイン造りから一変、できる限り自然に寄り添ったワイン造りに切り替わっている。畑ではビオディナミが実践され一切の薬剤を使用しない。バリックは全て廃棄され伝統的なセメントタンクとアンフォラ(素焼きの甕)による発酵、熟成となっている。ワインはより焦点の定まった味わいになり、上品で個性的なものとなっている。ネロ ダヴォラ60%、フラッパート40%

葡萄酒蔵ゆはらにて購入。ちょっと草っぽい感じがフラッパート由来なんだろうか。全体的にカベルネソーヴィニヨンに近い感じがした。タンニンがしっかりあって、ドシッとした重心のワインだった。本来は軽めの方が好きだけど、こういうワインもたまにはいいね。