城山羊の会 「相談者たち」

「別れ話」についての話です。「音楽には2種類しかない。いい音楽と悪い音楽だ」と言ったのは、確かデューク・エリントンだったでしょうか。
私は以前からこう感じているのです。人間には2種類いる。簡単に別れられる人間と、とても苦労して別れる人間と。
ひと言で別れと言ってもいろいろあります。男女の別れもあれば、同性、友人、部屋のモノ、喫煙やクスリ等中毒との別れもあるし・・もちろん最大の別れは死、なのでしょう。
今回はその中でも最も卑近で平凡な、「離婚」についてです。なおかつ苦労して別れる話です。
ここで大事なのは、別れることは決まっているということです。初めから。ではなぜこれほどまでに苦労するのか。このことを皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。


作・演出:山内ケンジ
出演:吹越満 / 安澤千草 / 橋本淳 / 村上穂乃佳 / 鄭亜美 / 折原アキラ


会場:三鷹市芸術文化センター 星のホール

そろそろ石橋けいに出て欲しいと思っていたが出ていない。しかも、岡部たかしも岩谷健司も出ない。「う〜ん」と思ってしまったが、もちろんチケットは取る。常連組が出ていなくても面白くなると信じているから。それにしても吹越満で「離婚」の話かあ。俳句で言えば「つきすぎ」じゃないか。