ペタンク(ディナー)

ペテカンからのペタンク。実際には観劇後に浅草寺にお参りしたり、お店をひやかしたりしてから4時頃に入店。半年前くらいに存在を知って、浅草に行くときには行きたいと思っていた。カウンター8席を1人で切り盛りしているマイクロビストロである。先客はカップルが1組と、相方待ちの女性が1人。
ワインはほぼ全部が自然派で、グラスワインは900円均一というのが嬉しい。最初は微発砲のメンティ 。
料理はまず鶏レバーのムース。付け合わせはガーリック風味のパパドゥとトースト。昼飯抜いたのでトーストは有り難かった。ムースは実に滑らかで、胡椒と蜜とのバランスが絶妙だった。



次はウフ・マヨネーズ。きっちり半熟で美味しかった。器も素敵だ。



ワインは、ムースの時にイタリアの「ローズィ・エウジェニオ・アニーゾス・ビアンコ」。さらに、オーストラリアの「アンケル・アフタヌーン ディライト」。



次はタコとクレソンのサラダ。タコは好きなので色々食べているが、切り干し大根が入っているのは初めて。これがなぜか絶妙なマッチングだったんだよな。ワインはラングドック・ルーションの「カーヴ・アピコル・ピンク・イズ・ノット・レッド」。



タコとクレソンのサラダを食べているときにチューリップの唐揚げも来た。通常は4本だが、2本にしてもらった。ウフ・マヨネーズとともにペタンクの名物のようだ。懐かしくて、美味しかった。ワインはオーストラリアの「ジェントル・フォーク・ブロッサム 2016」。ブドウ品種がなんとピノ・ノワール、ムールヴェードル、プティ・ヴェルド、シャルドネリースリング。黒ブドウに白ブドウを混ぜてしまっている。オーストラリアだからできるんだな。これが美味しかった。まだまだ知らないけど美味しいワインはいっぱいあるなあ。



最後の料理は羊肉の黒ビール煮。メニューには書いてなかったのだが、クスクスと揚げ茄子が添えられている。クスクスが添えられていたので、ちょうど〆のような感じで良かった。最後のワインはこれもオーストラリアの「ヤウマ・アーチー シラーズ」。これも美味しかった。



初めて行ったんだけど、割合うまいこと料理の注文ができた。ワインも見かけたことのないものが多く、自然派ワインへの蒙がまたひとつ啓けた感じ。ワンオペなので店主の山田さんとはあまり沢山話はできなかったけど、ワインを注いでもらうときなどにちょこちょこ話せた。予想通りいいお店だった。浅草行くときにはまた行きたい。