mondo(ランチ)

自分の誕生日ランチでmondoへ。夜が満席だったので昼にしたが、コースはmondoの9周年特別コースを予約した。
まずはグラスのスプマンテで乾杯。突き出しは「海水ウニの冷たいフェデリーニ」。ねっとりしつつも割とさっぱり。ウニ好きなんで嬉しかった。泡の次はグラスの白。



妻は白を自重したので、赤のボトルもこのタイミングで開けてもらうことにした。今回、50歳の誕生日ということで、ちょっといい赤を飲もうと思って、事前に田村さんに相談しておいた。というわけで、テーブルには最初からボトルが4本並べてあった。その中から相談の上選んだのが「Gorelli Brunello di Montalcino 1991」。香りが素晴らしいし、抜栓直後から実に滑らかだった。
次の料理は「鳴門の村さんのフッコとポルチーニフリット」。下にはジャガイモのスプーマ。温かいフリットと冷たいスプーマの対比が面白い。コースの前半にフリットがあると気持ちが上がるんだよなあ。



次は「吉野川天然ウナギの炭火焼」。伝助穴子はfalo1周年で食べていたので、ウナギが出るといいなと思っていたのだ。このウナギが付け合わせも含めて絶品だった。フォアグラのソースが塗ってあって、ブルネッロとも実に良く合った。
そして「焦がし小麦のカヴァテッリ 鮎と干したきゅうり」。これは干したきゅうりがいいアクセントになっていた。



ウニ、フッコ、ウナギ、鮎と続いた素晴らしい魚ラインナップの次は「純血軍鶏のトルテリーニ イン ブロード」。falo1周年でもレガーメの「トルテリーニ イン ブロード」を食べたけど、さすがにそれとは一線を画するものだった。すごく小さいんだけど、肉の旨味というか凝縮感がすごい。そしてブロードが美味い。ブロードだけを蕎麦ちょこ一杯くらい飲みたかった。
メインの前にボトルの赤がなくなってしまったので、グラスの赤を追加。



そしてメインは「大和牛のグリル」。部位はイチボ。噛めば噛むほど、肉の旨味がこれでもかというほど湧き出てくる。付け合わせの野菜もたっぷりで大満足。
メッセージ入りのドルチェは「温かいティラミス」。お花を頂き、例によって宮木さんにオルゴールを回して頂いた。



小菓子とコーヒーでフィニッシュ。mondoを支えている食材オンパレードということで9周年コースは実に素晴らしかった。ただ、そうなってくると、ドルチェが少し物足りないかなあ。今後ドルチェにも期待したい。