夢のエネルギーMG発電の本拠地があり、純日本化政策が進む人工島・日本村に、ある日赤い小さな雲が浮び……その日を描く連作長編。
劇団MONOの劇作家・演出家・俳優でもある土田英生の小説。劇団の作品である『燕のいる駅』 をベースにしつつ、オムニバス的に他の話も挿入されている。小説というよりは、脚本と小説の合いの子みたいな感じ。ついつい、この役はMONOの俳優なら誰が適役かなとか考えながら読んじゃったね。
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