ディアログ(ディナー)

アゴラでの観劇の後にディアログへ。夜行くのは初めて。ここは芝居の半券を見せると、スパークリングが1杯サービスになるのだ(ディナータイムのみ)。渋谷のシノワもそうだけど、このサービスは嬉しいね。



コースではなく、アラカルトで食べたかったものを注文した。
まずは「ホタルイカと竹の子のタプナード風味」。季節ものだし、FBでの写真が美味しそうだったのだ。ホタルイカと竹の子の食感の違いがアクセントになっていて、予想通り美味しかった。下川さんの合わせるワインはプロヴァンスのロゼ。しっかり辛口でタンニンがあって、料理によく合っていた。



お次は以前から食べたかった「ブーダンノワールとキノコのオムレット」。固まっているけど、やや半熟という絶妙の火入れだった。これも美味しかったね。
ワインはルイ・ラトゥールがボージョレ地区で造っているピノ・ノワール。これはピノ・ノワールにしてはタンニンが強くて硬い印象。これならいっそガメイの方がいいのかもしれない。



メインはこれもFBに載っていた「豚足のフォアグラ詰め 赤ワイン煮込み」。ワインはローヌの「ドメーヌ・マルセル・リショー・テール・デーグル」。香りがとても良くて、力強いタンニンは濃い料理によく合っていた。誤算だったのは豚足が予想以上にヘビーだったこと。お腹いっぱいになってしまって、デザートが食べられなかった。



毎回思うが、好井シェフの料理って、人柄がにじみ出ているような誠実な感じがするんだよな。カウンターから作っているところを見ているのも楽しい。いつか分からないが、次に行くのも楽しみだ。