ドメーヌ・デ・ザコル・レ・カト・ファイス 2013

ラルロでも定評の高かったChardonnayから生まれるキュヴェ。7月に瓶詰が完了している。ラルロと全く同じ造りをしているそうだ。
畑の土壌は石灰質で、オリヴィエはこの土壌に含まれる豊富なミネラルをワインにうまく溶け込ませています。グラスを近づけるとフローラルなブーケに包まれ、滑らかな口当たりで、余韻が心地よく長く続きます。
ラルロと全く同じ造りをしている思い出深い稀少な白。このワインだけでなく、全てのキュヴェにラルロの古樽が使われています。シャルドネの土壌自体がリッチなので、バトナージュすると酒質がもっと強くなる事もあって、オリヴィエはラルロ同様にバトナージュをしません。ラルロでも'03年からバトナージュを行っていません。

ウメムラにて購入。シャルドネ100%なんだけど、ソーヴィニヨンのような草っぽさを感じる。ミネラルは豊富で、やや人を突き放すようなイメージもある。ただ、飲み進めるうちに、今度は蜜っぽさが出てきて別の顔を覗かせる。ありきたりなシャルドネとは一線を画する美味しさだった。造り手の実力ってことなのかな。