バス旅行(酒蔵見学と鰻料理)

ずっと前からI谷さんが企画していたバス旅行が実現の運びとなった。バスをチャーターしての酒蔵見学である。参加者は17名。地元の駅前を朝7時過ぎに出発した。道が空いていたので、酒蔵の前に蓬莱橋へ。大井川に架かる世界最長の木造歩道橋である。全長は897.422mで、通行料として大人1人100円取られる。対岸まで行っても特に何かがあるわけでもなく、ただ行って戻ってくるだけである。まあ、話のタネ的なものですね。



その後はメインの土井酒造場へ。ただ、運転手が道に迷ってちょっと到着が遅れた。明治7年(1874年)年に創業された蔵で、5代目となる若い社長が案内役として丁寧に説明してくれた。酒造りに特有の機械が色々あって面白かった。ハイテクになっている部分もあるけど、やっぱり肝になるところは人の手なんだよな。試飲もできて、お土産に酒粕をくれた。もちろん商品も売っていて、みなさん沢山買っていた。




昼食は「新泉」という鰻屋さん。広くて綺麗なお店だった。2階の座敷に通された。メニューは事前に決めてあって、私は「うなぎ御膳」。お酒を飲むとなると、やはりうな重だけではなくて刺身等の料理もあるほうがいい。お酒は土井酒造で買った「雄町 純米無濾過生」(一升)と「御日待家(おひまちや)吟醸生」(一升)を持ち込み。刺身などの料理にはやっぱり日本酒が合うねえ。普段ほとんど日本酒飲まないけど、これは美味しかったなあ。料理も美味しかったし、場の雰囲気も良かったしねえ。二升のお酒が大体ちょうどなくなった。



本当は食事の後にかんぽの宿のお風呂に行くはずだったのだが、時間が押してしまったのでお風呂はなしになった。その代わり、近くの掛川城をちょこっと見学。ただ、雨が降ってきてしまったので早々に退散した。この日は降ったりやんだりだったのだが、蓬莱橋では降られなかったし、要所要所では降られなかったのでラッキーだった。きっと幹事の人徳なのでしょう。



帰りのバスでは、後ろのサロンスペースで酒盛り。誰かがワインを持ってきてくれたのでそれを飲んだり、A部さん自家製の梅酒を飲んだりしていた。途中渋滞したので少し遅れたが、大体予定通りに帰着。事故もなく、天気ももってくれて、実に楽しいバス旅行でした。