TeF(ランチ)

「いつか行きたい店リスト」には入っていたのだが、護国寺に行く用事がないので、なかなか行く機会がなかった。ところが、今回「早稲田小劇場どらま館」というところでの観劇予定が入り、めでたく初訪問となった。
11時半の開店直後の入店で先客はなし。予約時にはカウンターかもと言われていたのだが、テーブル席に案内されてホッとした。というのも、カウンターは前が壁になっていて圧迫感があるという書き込みを見ており、実際に見た感じでもそうだったからだ。
ランチは1,500円と2,800円の2種類のコース。次にいつ来られるか分からないので、2,800円のコースにした。ドリンクはスパークリング。クレマンだと言っていた。最初に来たのは「北海道 梅村さんの坊ちゃん南瓜のスープ」とパンとリエット。スープはあまり余計な味付けがしておらず、南瓜の味勝負で美味しかった。パンとリエットもまずまず。パンはお代わりできる。



次が「上野原ハーブガーデン 長田さんのグリーンサラダ」で、ワインはグラスの白へ。ランチのワインは選択肢はないそうだ。この日はラングドックのヴィオニエ種。サラダもベーコンやら何やらは入っておらず、野菜のみで勝負。
次の「ボタン海老と真狩村のポワロー」がこの日一番の驚きだった。ネギのテリーヌなんて初めて食べた。でもこれが付け合わせのボタン海老のネットリ感とよくマッチしていて美味い。上にかかっている一味(?)も効いていた。



メインは「パンタード(ホロホロ鳥)のコンフィ」。グラスの赤はメルロー主体のボルドー。付け合わせの野菜も綺麗で美味しかった。
デザートは「イチジクのアンクルート」。このプレゼンテーションもいいのだが、実は中にかなりの量のイチジクが入っているのだ。これも美味しかったなあ。最後はコーヒー。



お店はこぢんまりしていて落ち着く感じ。ワインが選べないのは残念だが、その分値段は安い。料理はとても丁寧に作られていて美味しかった。またこっち方面に行く用事があれば是非寄りたい。