日本、8強に望み＝サモア破り2勝目―ラグビーW杯
【ミルトンキーンズ（英国）時事】ラグビーの第8回ワールドカップ（W杯）イングランド大会で、世界ランキング12位の日本が3日、英国のミルトンキーンズで行われた1次リーグB組第3戦で世界ランク11位のサモアを26―5で破り、2勝1敗の勝ち点8とした。
初戦の南アフリカ戦の大金星と合わせ、8度目の出場で初めての大会2勝となった。
日本は勝ち点11の南ア、同10のスコットランドに次いで3位につけ、目標の8強入りに望みをつないだ。11日（日本時間12日）の1次リーグ最終戦で米国と対戦する。
この試合は完勝でしたね。ほとんどサモアに攻めさせていなかった。日本は昔からアイランダーには弱くて、あまり重要ではない試合では勝っても、重要な試合ではことごとく負けていた。それがこの完勝だもんなあ。何だか感慨深いものがあるね。
これでベスト８に望みを繋いだのだが、スコットランドが南アフリカに負けてしまったので、次に、南アフリカがアメリカに勝ち、スコットランドがサモアに勝つと、日本はアメリカに勝っても決勝トーナメントに進めなくなる。３勝１敗で決勝トーナメントに出られないというのは前代未聞だ。何とかサモアにスコットランドに勝ってもらうしかないな。
