ラグビーの日本選手権は28日、東京・秩父宮ラグビー場でトップリーグ(TL)準優勝のヤマハ発動機と、同5位でワイルドカードから勝ち上がったサントリーの決勝が行われ、ヤマハが15-3で勝ち初の日本一となった。サントリーはワイルドカードから史上初の優勝はならなかった。
前半7分にヤマハは、右展開からCTBマレ・サウが先制トライ。FB五郎丸歩がゴールを決めて7-0とした。13分に五郎丸がPGを追加。サントリーも20分にSOトゥシ・ピシがPGを返したが、ヤマハは27分にWTB中園真司のトライで15-3と差を広げて前半を折り返した。
ヤマハは後半10分、五郎丸が相手キッカーへの危険なチャージでシンビン(10分間の一時退出)。この10分間を無失点でしのぐと、後半は互いにノースコア。スクラムやモールなどの強みを出し切ったヤマハが、悲願の頂点に立った。
ヤマハ強かったね。セットプレーが強くて、ブレイクダウンも強くて、しかも集散が速いから、さすがのサントリーも為す術がなかったな。
清宮監督のインタビューで気づいたんだが、準決勝で東芝を決勝でサントリーをノートライに抑えたんだもんな。これは凄いね。来シーズンもこの力を持続できるかどうか注目だな。