シャンタラム〈上〉(グレゴリー・デイヴィッドロバーツ)★★★☆☆ 8/1読了

男は武装強盗で20年の懲役刑に服していた。だが白昼に脱獄し、オーストラリアからインドのボンベイへと逃亡。スラムに潜伏し、無資格で住民の診療に当たる。やがて“リン・シャンタラム”と名づけられた彼のまえに現れるのは奴隷市場、臓器銀行、血の組織“サプナ”―。数奇な体験をもとに綴り、全世界のバックパッカーと名だたるハリウッド・セレブを虜にした大著、邦訳成る。

ずっと積ん読だったのだが、やっと読み始めた。上中下巻なので、読み始めるタイミングが難しいんだよな。といっても、図書館の予約本が予想以上に早くできてしまったので、中巻を読むのは少し先になってしまう。
これだけの波瀾万丈の物語がほぼ実体験らしいということに驚く。かなり読ませるのだが、時々文章が冗長になるのが残念。まだ先は長いが、果たしてこれからどうなるのか。

シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)

シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)