小林賢太郎演劇作品『ノケモノノケモノ』@KAAT ホール

脚本・演出・美術;小林賢太郎
出演;音尾琢真/辻本耕志/高橋良輔小林賢太郎

観ていて、「唯一無二」という言葉が頭を巡っていた。さすがに完全なるオリジナルとは言えない。どこかに既視感は漂っている。ただ、やはり小林賢太郎の舞台には「唯一無二」の世界観がある。
今回美術も担当した小林賢太郎の絵も素晴らしかった。舞台装置は大きな屏風のようなものしかなく、そこに彼の絵が投影されるのだ。プロジェクションマッピングっぽいものもあった。
それにしても変な動物ことわざのセリフ(しかも大量)をよく覚えられたなと感心したw。
時々ひどい席が当たって嘆くこともあるんだけど、今回はとてもよい席だった。このホールで一番いい席と言っても過言ではないかもしれない。堪能しました。