フィリップ・パカレ・ワイン会@パパ・ノエル

湘南ワインセラーのメルマガで告知のあったフィリップ・パカレ・ワイン会に参加した。そもそもワイン会というものに参加したことがなかったし、会費も結構高かったので、どうしようかと悩んだが、ちょうど予定のない日だったし、鎌倉なら近いしということで思い切って参加してみた。
参加者は主催である湘南ワインセラーの花里さんご夫婦を入れて11名。初参加は私の他に2名いたが、常連の方の友人ご夫婦のようだった。テーブルは2つに分かれて、私の方には花里さんの奥さんと他に男性5名。この方たちはいつも一緒にワイン会をやっている常連さんということで、言うなれば私は完全なるアウェイ状態である。
フィリップ・パカレの会と言っても、最初は泡(ピエール・ジモネ)で乾杯である。次のアリゴテからいよいよパカレのワインが登場する。ちなみに私が飲んだことのあるパカレは、ボジョレーとブルゴーニュ・ルージュとシャンボール・ミュジニーしかなく、ブルゴーニュ・ルージュのヴィエイユ・ヴィーニュとペルナン・ヴェルジュレスがセラーに入っているという状態だ。だから白は初めてだし、赤の上級キュヴェを飲むのもとても楽しみにしていた。今回のヴィンテージは全て2012年。いわゆる「水平試飲会」である。
料理は、詳しい説明を忘れてしまったのだが、まず確かカニ等が入ったジュレ。夏らしい一品だった。



アリゴテはさっぱりしていてまずまず。その次がリストでは「ムルソー・1er・シャルム」となっているが、実際には「ムルソー・1er・ペリエール」だった。これはアリゴテとはやはり段違いだった。カスタードクリーム系の香りがすごい。会の後半になって、ずっとグラスに取っておいた人の香りを嗅がせてもらったが、さらに開いてすごいことになっていた。
続いての料理は、フォアグラやジャガイモの入ったパテと魚料理。



赤のトップバッターは「ジュヴレ・シャンベルタン」。これがとても甘い香りで、赤系果実味も豊富で実にチャーミングだった。
次が「ヴォーヌ・ロマネ」と「ヴォーヌ・ロマネ 1er レ・ショーム」。ヴォーヌ・ロマネになるとチャーミングさではなく凛とした感じになる。そして、レ・ショームはそれを更にワンランク上に押し上げた感じ。このレ・ショームは本当に美味しかった。
そしてここからグラン・クリュ。まずは「リショット・シャンベルタン」。今までのワインとは香りが全然違うのだが、味的にはやや特徴を欠いたかなあ。
真打ちは「ボンヌ・マール」。そもそもリショットもそうだけどボンヌ・マール自体を飲むのが初めてである。これは次元が違ったなあ。全てのワインは19時開始の1時間前である18時に抜栓したとのこと。2012年ということでまだまだ固いのではと思ったが、そんなことはなくて、かなり美味しく飲めた。
基本的にどのワインも1本ずつの提供だったが、ボンヌ・マールだけは2本。だからボンヌ・マールは2杯分飲めた。
メインの料理はスモークさせた仔羊のロースト。それにデザートとコーヒー。



今回ワイン会に初めて参加したが、皆さんマイグラス持参というところが流石だった。それから、こういう会って写真を撮りまくるのだと思っていたら、ほとんど誰も写真を取らないのが意外だった。皆さん普通に飲んで普通に食べて、時々メモを取っているだけである。ただ、会話の端々にすごいワインの名前が出てくるので、私とはちょっとレベルが違う感じだった。
1人で買っていると到底飲めないようなワインが飲めるのがワイン会のいいところで、今回も色々な種類のワインが飲めて貴重な体験だった。機会があればまた参加したい。