サントリー美術館

新聞の広告で見た「のぞいてびっくり江戸絵画 −科学の眼、視覚のふしぎ−」という企画展が面白そうだなと思い、娘にも見せたら、観に行きたいということだったので、家族で出掛けることにした。
サントリー美術館も初めてだし、東京ミッドタウンも初めてである。昼ごろ着いて、まずA971というお店でランチ。特筆すべきほどの料理ではない。
美術館は3階にあるので、エスカレーターで行くのだが、建物に入っているショップがちょっと違うね。横浜よりも高級感があるな。
受付は3階にあるのだが、すぐにエレベーターで4階に行って、そこからスタートとなる。最終的には階段で3階に降りて、出口は3階にある。要するに、3階と4階のツーフロア構成なのだ。
展示のテーマは5章立てになっている。

第1章 〈遠近法〉との出会い
第2章 〈鳥の眼〉を得た絵師たち
第3章 〈顕微鏡〉でのぞくミクロの世界
第4章 〈博物学〉で観察する
第5章 〈光〉と〈影〉を描く―影絵・鞘絵(さやえ)・鏡・水面

各テーマに沿った作品が全国から集められており、こういう展覧会を企画して、色々なところから作品を集めてくる作業もなかなか面白そうだ(大変だろうけど)。
興味深い作品が多く、子どもでもある程度分かりやすいのもいい。特に、4階から3階に降りてくるところにある「鞘絵」(ゆがんだ画像を円筒状のものに投影することで正常な姿に見える)の展示は子どもは喜ぶよな。
会期の前半と後半で展示物は入れ替えがあり、2つしかない重要文化財がどちらも前半に展示されており、それらを見られなかったのは残念だった。
併設のショップや和風のカフェもお洒落だったね(カフェには入らなかったけど)。
面白そうな企画展があれば、また行ってみたいね。