LIFE! ★★★☆☆ 横浜ブルク13

凡庸で空想癖のある主人公が未知なる土地への旅を経て変化していくさまを、ベン・スティラー監督・主演で描くヒューマンドラマ。夢を諦め、写真雑誌の写真管理部で働く地味な中年男性が、ひょんなことからニューヨークをたち世界中を巡る旅を繰り広げる様子をファンタジックに映し出す。物語の鍵を握るカメラマン役で『ミルク』などのショーン・ペン、主人公の母親役で『愛と追憶の日々』などのシャーリー・マクレーンが共演。壮大なビジュアルや、主人公のたどる奇跡のような旅と人生に目頭が熱くなる。


監督:ベン・スティラー
原作:ジェームズ・サーバー
脚本:スティーヴ・コンラッド
出演:ベン・スティラー(ウォルター・ミティ)、クリステン・ウィグシェリル・メルホフ)、アダム・スコット(テッド・ヘンドリックス)、キャスリン・ハーン(オデッサ・ミティ)、シャーリー・マクレーンエドナ・ミティ)、ショーン・ペン(ショーン・オコンネル)、パットン・オズワルト(トッド)、アドリアン・マルティネス(ヘルナンド)

一歩踏み出せない男が一歩を踏み出したお話。原作は知らなかったのだが、空想シーンのマトリックスやベンジャミン・バトンはなかなか面白かったね。登場人物はそんなに多くないんだけど、みんないい味を出していた。お見合いサイトの管理者のトッドが特に良かったねえ。勇気と元気をもらえる映画でした。