関東大学ラグビー 明治 vs 慶応、帝京 vs 早稲田

関東大学ラグビーの対抗戦は3日、東京・秩父宮ラグビー場などで4試合が行われ、3連覇を狙う帝京大早大を40―31で下し、開幕5連勝とした。早大は初黒星で4勝1敗。
 慶大は明大を24―18で退けて4勝1敗。明大は3勝2敗となった。筑波大は日体大に76―0、青学大は成蹊大に29―8で勝ってともに2勝3敗。日体大、成蹊大は5敗となった。

まず明治 vs 慶応。前半は明治ペースで、このまま行っちゃうかとおもいきや、後半は完全に慶応ペースで逆転されてしまった。6点差のまま最終盤を迎えて、慶応陣深くでの明治のラインアウト。このラインアウトからトライを取れば逆転サヨナラもあったのだが、なんとこのマイボールラインアウトを取れない。結局、そのまま慶応に逃げ切られてしまった。明治のSO田村は随所にいいプレーがあったのだが、軽率なキックも多かった。もう少し堅実なプレーをしてほしいね。

帝京と早稲田は双方ともよく鍛えられていた。途中までは互角の展開だったのだが、徐々に帝京の個の力が勝ってきて、最後は帝京が押し切った。早稲田はキックオフで再三ライン際を狙ってはダイレクトで出してしまっていた。あれは作戦的にどうなんだろうか。スクラムが安定していたのは良かったね。
この試合を見る限りでは、今年の大学選手権優勝も帝京が最有力候補だろうな。