タイピスト ★★★☆☆ 109シネマズMM横浜

1950年代フランスを舞台に、タイプの早打ち以外には取りえのないヒロインが、タイプ早打ち世界大会優勝を目指して奮闘するラブコメディー。監督は、本作で初めて長編作のメガホンを取る新鋭レジス・ロワンサル。主演は『譜めくりの女』のデボラ・フランソワと、『ロシアン・ドールズ』のロマン・デュリス。ファッションなど1950年代当時のテイスト満載の映像美や、競技さながらの激戦が展開するタイプ早打ちシーンに目を奪われる。


監督:レジス・ロワンサル
脚本:レジス・ロワンサル 、ダニエル・プレスリー 、ロマン・コンパン
出演:ロマン・デュリス(ルイ・エシャール)、デボラ・フランソワ(ローズ・バンフィル)、ベレニス・ベジョ(マリー・テイラー)、ショーン・ベンソン(ボブ・テイラー)、ミュウ=ミュウ(マドレーヌ・エシャール)、メラニー・ベルニエ、ニコラ・ブドス、エディ・ミッチェル、フレデリック・ピエロ、フェオドール・アトキン、マリウス・コルッチ

実にチャーミングな映画だった。何と言っても、「ある子供」にも出ていたデボラ・フランソワが良かったね。可愛くって、気が強くてね。相手役のロマン・デュリスも良かったし、「アーティスト」に出ていたベレニス・ベジョも重要な脇役で出ている。


関係ないけど、この映画を観て、高野文子の「ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事」を思い出した。