小林賢太郎演劇作品『ロールシャッハ』横浜公演

 『ロールシャッハ』やります。ワタクシ小林賢太郎の作・演出による演劇です。「正義ってなんだろうね」とか「コンプレックスとどう向き合おう」とか、そういう大事なことを、笑いながら一緒に考えてみよう。そんな作品です。
 この作品は2010年に一度上演されました。おかげさまで評判も上々でした。しかし、小林の目は『ロールシャッハ』を疑っていました。「この作品は、もっともっと大きな可能性を秘めている」と。
 今回の2012年版、ごっそりオーバーホールします。あらたに生まれ変わった『ロールシャッハ』は、前作をご覧いただいた方も、初めての方も、もれなくお楽しみいただけると思います。
 出演は、久ヶ沢徹竹井亮介、辻本耕志、小林賢太郎。全員ウケたくてムラムラしております。10月17日(水)下北沢の本多劇場から全国ツアースタートです。よろしくお願いします!


脚本・演出:小林賢太郎
出演:久ヶ沢徹竹井亮介/辻本耕志/小林賢太郎

同じ芝居を2回観るのは初めてかも。前回は天王洲で今回はKAAT。KAATのホール(広い方)で観るのは今回が初めて。2階席だったので、やっぱり距離があったけど、舞台装置全体を見渡せたのは良かった。
前回との違いは舞台上がカラフルになっていたのと、パーセントマンのくだりの扱いかな。パーセントマンのところは大分簡略化されていた。あと、ジャグリングのシーンでは、前回失敗して何度もやり直してたのが面白かったのだが、今回上手になっちゃってたのが逆に物足りなかった。
話の大筋に変更はない。最後の4人の敬礼が右手だったってことは・・・という結末だよな。
北朝鮮のミサイル問題があったので、何だかタイムリーな公演だった。
さあ、来年こそはラーメンズの本公演をやってほしい。