バールアリメンターリ ダニエラ(ランチ)

下北沢でグランクリュの代わりとなるお店を探す旅はまだ続く。しかも13時開演の場合、11:30オープンの店でなければならない。前回は「アビル」に行ったが、今回はネットで見つけたこちらのお店へ。にぎやかな通りを過ぎた住宅街にあるので、知らない人はまず来ないだろう。開店直後に入店して一番乗りだった。厨房に男性が2人いて、あとはカメリエーラが1人。カメリエーラは多分バイトなんだと思うけど、入ったばっかりのようで、男性に色々と教わっていた。
注文したのは2,100円のメニューAで、前菜、パスタorメイン、ドルチェ、ドリンクの構成。メニューBだとパスタとメインの両方になるし、パスタランチもある。前菜は最初なので盛り合わせにして、パスタではなくメインをチョイス。牛肉のなんちゃらというのを選ぼうとしたら、それは今日はできないと言われてしまい、後はプラス料金なしだと鶏肉しかなかったので、鶏もも肉のなんちゃらにした。ドルチェはティラミスでドリンクはカプチーノにした。メニューは結構多いのだが、プラス料金のものが結構あるのが曲者だな。
グラスワインはプロセッコと白2種類、赤2種類。白はシャルドネとヴェルナッチャだったので、ヴェルナッチャにした。
前菜盛り合わせは結構味が濃いものが多い。ワインを飲んでいるとちょうどいいね。本当は白を2杯飲みたいところだったが自重した。メインの少し前に赤のグラスへ。サンジョベーゼとネッビオーロの2種類あってサンジョベーゼにした。ワインは白も赤もまあまずまずかな。
メインの鶏肉は思ったよりも骨から身を剥がしやすかった。コンフィとはまた違う調理法で、これはこれでなかなか美味しかった。食べ初めの段階でミニトマトのヘタを持って一口でパクッと食べたら熱くて死にそうになった。次回からトマトは食べ終わり頃に食べるようにしよう。



ティラミスは「大人のティラミス」ということで甘さ控えめで美味しかった。カプチーノはカメリエーラが作っていたようで、ラテアートも何もなく、ただミルクフォームをどばっと入れただけの身もふたもない見た目だった。さすがに最低限のラテアートは教えてあげて欲しい。



2,100円はちょっぴり高い気もするが、全体的にはまずまずかな。お店の雰囲気もいいし、駅から離れているからか空いているのもいい(最初の40分くらいは客は私1人だけだった)。ワインの種類もとりあえずあれだけあればOKでしょう。下北沢での観劇前のランチの場所としては最有力候補になったかな。