ニコルソンズ『グッバイ・エイリアン』@渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール

〜スケベ心が宇宙を変える?〜
天才物理学者と天才詐欺師が手を組んだ?!
1974年8月、大阪の千里ニュータウンの団地で、UFOの目撃談が集まる。
しかし、その目撃談は、天才だがむっつりスケベの物理学者・星野(片桐仁)と
天才だが陽気なスケベの詐欺師・岡安(火野蜂三)の“犬猿の仲コンビ”による仕業だった。
共通点はスケベだけ。
ある家族を救う為、喧嘩を繰り返しながらも嘘を作りあげていく。
浪速の女刑事・鳳(赤星まき)の捜査が迫る中、嘘は収拾がつかないほどに大きくなり、
とうとう日本政府やNASAまで巻き込む大事件に発展する・・・。
この夏、話題沸騰の劇団ニコルソンズが贈る、昭和人情エイリアン喜劇。
座長は悪夢シリーズ(幻冬舎文庫)などで活躍するベストセラー作家・木下半太
本人は「映画化を狙ってます。あとモテたい」とスケベ心丸出しで息巻いている。


作・演出:木下半太
出演:片桐仁
ニコルソンズ
火野蜂三・赤星まき・堀ノ内晴子・望月優・玉上鈴子
立山誉・愛下哲久・田尾寅吉・古城青大 
ゲスト出演
西郷豊(The Dusty Walls)・山本真由美・安田ユーシ
山田能龍(山田ジャパン)・土佐和成(ヨーロッパ企画
鬼塚俊秀・原敏一(劇団赤鬼)・下村和寿(劇団赤鬼)


【東京】
日程:2012年8月8日(水)〜12日(日)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
【大阪】
日程:2012年8月24日(金)〜26日(日)
会場:ABCホール

いやあ〜面白かった。最初から最後まで笑いっぱなしだったな。まさに「昭和人情エイリアン喜劇」だな。
片桐仁はもちろん良かったけど、他の役者もみんな良かった。かなり人数が多いんだけど、誰が誰だか分からなくなることもなく、うまく捌いていた。途中のマ〇ュ〇ロ4連発もすべて成功して、客のテンションも上がったなあ。スピルバーグのくだりでは、片桐仁のアドリブに共演者も笑っちゃってたのが笑えた。
アクション・シーンでのマトリックスばりのスローモーションも面白かったなあ。今後もニコルソンズは注目だな。
ヒロインの山本真由美はなんか見たことあるなと思ったら「ロベルトの操縦」に出ていた。ヨーロッパ企画の土佐和成も出てるし、何か関係があるのだろうか。そのヨーロッパ企画は12月に本公演があるらしい。そちらも楽しみだ。