ジャパン・フィフティーン vs フレンチ・バーバリアンズ

ラグビーの国際親善試合第2戦が24日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本代表メンバーから選ばれた日本フィフティーンはフランスリーグの選抜チーム、フレンチ・バーバリアンズに18―51(前半8―17)で敗れ、2連敗で対戦を終えた。
 日本は前半終盤に日和佐、ニコラス(以上サントリー)と右に展開し、パスを受けた竹中(筑波大)が自陣の10メートルラインから独走トライを決めた。しかし後半は相手が4トライを決めるなど一方的な展開となり、合計2トライで力尽きた。 

メンバーを大幅に入れ替えて勝ちに行ったのだが、現実は厳しかった。どこを取っても相手の方がレベルが上で、なおかつ自分たちがミスを犯してしまっては勝てるわけがない。
サイズで負けても走り勝てば良いのだと思っていたが、相手のバックスの方が足が速いし、走りながら裏にパントを蹴られると全く追いつけないのでは、ちょっと暗澹たる気持ちになった。
今の戦術を突き詰めていけば、サモア、トンガ、フィジーあたりには勝てるかもしれないが、世界のトップ10は相当難しいな。結局はラグビー文化というかDNAみたいな話になって、埋められない溝を痛感せざるを得なくなる。まあ、それでも応援し続けるしかないのだが。