極北(マーセル・セロー/村上春樹訳)★★★★☆ 5/3読了

文明の残骸、絶望と飢餓――極寒の地で命をつなぎ、最果ての迷宮に足を踏み入れた私は……英国新鋭の壮大にして異色の長篇小説。

簡単に言えば、チェルノブイリを踏まえた近未来SF小説ということになるだろうか。3.11の原発事故を経験した身としてはとても絵空事とは思えなかった。実に読み応えがあったね。

極北

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