1Q84 BOOK4 ?

日本でも話題になっている様に、今週木曜日、スペインはカタルーニャにおいて村上春樹氏がカタルーニャ国際賞を受賞されました。その時のスピーチの全訳がネットで出回り、この数日間、「カタルーニャ」って言うタイトルが付いたページに注目が集まる事態となっています。そんな中、一昨日の新聞には木曜日に行われたスピーチとは全く違った内容の村上春樹氏のインタビュー記事が掲載されていました。こちらは政治的なものと言うよりは、かなり著作(特に1Q84)の内容に迫ったものとなっています。「スピーチと合わせて読むと、結構面白いかも」と思い、下記にインタビュー記事の全訳をやってみました。

「地中海ブログ」というブログを運営なさっている方が村上春樹のインタビュー記事の訳文をブログに載せている。非常に興味深く読んだ。
最後の方にこんなやり取りがある。

Q:あなたは1Q84年の中で若い人達を描写していました。そして彼らは今年で30歳を迎えます‥‥
Q:Usted escribe de jovenes, aqui ya han cumplido 30...

R:多分4冊目を出す事になると思うのですが、その中では天吾(登場人物の一人)はもっと年をとっているはずです。
R:Tal vez haga un cuarto volumen con Tengo mayor, quien sabe...

もちろん、BOOK4があるとは思っていたが、天吾が年をとっているはずということは、BOOK3から何年後かという設定になるんだな。今回の地震原発の問題も少なからず影響してくるだろうから、BOOK4が刊行されるのはちょっと先になるんだろうな。