グランクリュ(ランチ)

2週間振りの訪問。こんなに短いスパンで来るのは多分初めてだ。12時半頃の入店で先客は一組。カウンターの奥の席へ。いつものコースで、サラダと豚肉のロースト粒マスタードソースをチョイス。前回同様空豆の冷製スープがあったので、それも注文した。
サラダは基本的には2週間前のものと同じでたっぷりのキノコのマリネがのっており、さらにチョリソーが入っている。今回はナッツがなしで、ちょっと違った香辛料がかかっていた。
白ワインは「ラ・トレイユ・ミュスカ・コルビエール・ブラン ラ・バガボンド 2008」というラングドッグのワイン。マルサンヌ50%、マカブー50%。造り手はカトリーヌ・マラン・ペステルという女性。色合いは黄色みが強い。肉付きのある濃厚な味わいだった。



空豆の冷製スープは空豆だけではなくて、ジャガイモや玉ねぎも入っている。結構ねっとり感があってしっかりした味だった。+300円でこれが飲めるならお得じゃないだろうか。
メインの豚が今回はぶ厚かった。ラギオールのナイフの使いでがあったね。付け合わせの野菜も前回とは変えてある。そしてこのソースがまた美味しかったな。



赤ワインは、何種類か見せてくれた中から「フリードリッヒ・ベッカー・シュペートブルグンダ−2008」を選択。「シュペートブルグンダー」とはピノ・ノワールのこと。フリードリッヒ・ベッカーはドイツでは有名な赤の造り手らしい。このワインが美味しかった。ピノ・ノワールだから、香りは普段飲んでいるものと基本は同じなのだが、口に含んだ時の酸味が全く違う。なんかちょっと冷たいものが口先を通り抜けていくような感じがするんだよな。薄くて繊細なピノ・ノワールらしい味で、とても美味しかった。
デザートはバニラのブランマンジェ。それとアイスコーヒー。



普段自分で買う時には選択肢に上がってこないようなワインを飲めるのが醍醐味だな。ビオ・ワインが充実しているのは知っていたが、今回のドイツワインは驚きだった。
今後の下北沢での観劇の予定は今のところ入っていないので、次回はちょっと先になりそうだけど、また違ったワインを飲めるのを楽しみにしたい。

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