ヌガ/Le Nougat(ディナー)

大学時代の友人であるO氏と飲みに行こうという話になり、選んだ店がこの「ヌガ」だ。O氏と会うのはほぼ卒業以来だから約20年振りとなる。O氏は驚くほど変わっていなかった。
17時半の入店だったので、さすがに我々が一番乗りだった。2階の一番奥の4人席に通してくれた。一番奥だったし、4人席なので、とても落ち着けた。
最初の一杯は、私がグラスのシャンパンでO氏がキール。最初に注文しようとしたのが、メリメロサラダ、フレンチフライ、シャルキュトリーの盛り合わせ、テット・ド・フロマージュ、ブイヤベースのハーフ、シュークルートのハーフ。シャルキュトリーとシュークルートがかぶるし、量が多すぎるのではないかという指摘がギャルソンから入った。というわけで、シュークルートをカスレに変えて、シャルキュトリーの盛り合わせをキッシュ・ロレーヌに変えた。ただ、後から思ったのだが、シャルキュトリーを引っ込めるのであればシュークルートはそのままでもよかったんだよな。
最初に来たのはメリメロサラダ。サラダ+前菜盛り合わせのような料理なので、最初にこれを頼んでおけばまず間違いがない。続けて、キッシュ・ロレーヌ。フレンチフライが意外に時間が掛かった。



ワインはグラスの白へ移行。2種類ずつ飲んだ。続けて、テット・ド・フロマージュ。これは「豚の頭肉、豚足のパテ パン粉焼き」のこと。随分前に「料理通信」で紹介されていたのを見て、いつか食べたいと思っていた。思ったよりも大きくて、マスタードを付けて食べると美味い。
ワインはボトルの赤へ。いくつかの候補の中からギャルソンと相談のうえ、「ダヴィド・デュバン・ヴォーヌ・ロマネ 2007」にした。グラスはリーデルブルゴーニュグラス。抜栓直後からタンニンがまろやかで美味しかった。



ブイヤベースは具とスープが分かれており(写真撮り忘れ)、スープが絶品。カスレもこれぞビストロ料理という感じで相変わらず美味しかった。ヌガに夜来たのは3度目だが、結局いつもカスレを頼んでいる。



ボトルの赤ワインが空いてしまい、グラスの赤へ。O氏がコルビエールで、私はジョセフ・ロティのマルサネ。
最後にチーズの盛り合わせ(写真撮り忘れ)と貴腐ワイン。と思いきや貴腐ワインが1杯分しかないということで、貴腐ワインとポートワインを半分ずつ注いでもらった。デザートはパスして、O氏がエスプレッソで私がカプチーノで終了。
17時半に入って、21時半くらいまで居たから、4時間も飲み食いしていたことになる。よく飲んだし、よく食べたなあ。そして、意外と話も尽きることがなかった。
「ヌガ」を堪能したけど、まだ食べたことがないメニューが多いから、いずれまた行きたいね。

ヌガ

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