ハイバイ「投げられやすい石」(アフタートーク付き)@こまばアゴラ劇場

− お前は今何者だ? −
ハイバイの傑作青春ラヴストーリー、6都市上演へ
岩井秀人の最高傑作戯曲が、最高のキャスティングで帰ってくる!!


作・演出 岩井秀人
出演 松井周 内田慈 平原テツ 岩井秀人


日程&劇場
* 2011年1月19日(水)〜30日(日) @東京 こまばアゴラ劇場
* 2011年2月1日(火)、2日(水) @名古屋 七ツ寺共同スタジオ
* 2011年2月5日(土)、6日(日) @三重 三重県文化会館小ホール
* 2011年2月11日(金)〜13日(日) @京都 ART COMPLEX 1928
* 2011年2月16日(水) @広島 アステールプラザ
* 2011年2月19日(土)、20日(日) @福岡 大野城まどかぴあ

ハイバイは初観劇。感じとしては五反田団に似ているけれども、もうちょっと「ヒリヒリ感」がある。
失踪してしまう絵の天才佐藤がかなりイタイ奴なのだが、彼の言動が痛々しくも笑いを誘う。友人の山田に吐いた「お前は今何者だよ?」の問いかけは結構刺さったね。
アフタートークは岩井、松井の両氏。途中、松井の描いたアラレちゃんがひどいという話になり、岩井が自分のiPhoneに撮っておいた画像を客に見せるためにiPhoneを客に手渡して回させた。こんなことができるのもアゴラならではだな。
途中で「水切り」の話になったが、私が子供の頃は「水切り」のことを「チョロッペ」と呼んでいた。そして、石が水を切った回数を「2チョッペ」とか「3チョッペ」と呼び、連続してシュシュシューっと行くのを「水上スキー」と呼んでいた。どうでもいい話だが。
上演時間が1時間半でアフタートークが30分くらいだったかな。アゴラではそれくらいが限界だよな。狭くってほとんど身動きできないからな。