グランクリュ(ランチ)

昨年4月以来の訪問。12時の開店よりちょっと前に着いてしまったのだが、入れてもらえた。カウンターの奥の席へ。いつものコースで、サラダと自家製ハンバーグをチョイス。メインは牛ほほ肉の赤ワイン煮とかなり迷った。
サラダは多めにハムがのっていてこれが美味い。ワインはいくつかの選択肢の中から「CH.ド・ゴール・リムー・ブラン・キュヴェ・セレクション」にした(聞かされた名前を覚えていなくて、後から調べたんだけど多分合ってるでしょう)。南仏の作り手で、このワインはシャルドネ80%、シュナン15%、モーザック5%のブレンドのようだ。ソムリエールから、樽香の利いたふくよかなワインとの説明があったが、まさにそういう感じ。厚みがあって美味しかった。



メインのハンバーグは非常に柔らかい。豚足とか豚耳を入れてあるということだった。デミグラスソースもしっかりコクがあって美味しかったな。赤ワインも何本か出してくれた。開いているワインが少なかったので、開いていないものも3本出してくれて、その中から選んだのが「ポール・ペルノ・ブラニー・ラ・ピエス・スー・ル・ボワ 2001」。ポール・ペルノの赤は初めて飲んだ。しかも「ブラニー」という畑は聞いたこともなかった。どの辺なのかソムリエールに訊いてみると、彼女も知らなかったらしく、大判の本で調べてくれた。それによると、ムルソーの端っこでピュリニーとの境の畑だった。結構しっかりしていて美味しかった。プルミエ・クリュなんだけど、調べてみたらそんなに高くないんだね。



デザートはラムレーズンのソースをかけたブランマンジェ。このソースのアルコール度数が結構高くて大人の味わいだった。それとホットコーヒー。



一時はメニューがマンネリ化していたので、行くのを止めようかと思っていたのだが、新しいシェフになってからはなかなかいいね。今回のハンバーグも美味しかった。ワインも数種類から選ばせてくれるのがいいし、開いてないワインを開けてくれちゃうのも有り難い。
芝居の予定がないと行かないから、間が空いちゃうことが多いけど、もうちょっと頻繁に行きたいと改めて思ったね。

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